ゆずの素

切ない友情ソング、ゆず『連呼』|アルバム『ゆずの素』

切ない友情ソング、ゆず『連呼』

『連呼』 作詞 ゆず 作曲 岩沢厚治
アルバム『ゆずの素(1997年)』収録

ゆずの最初のアルバム『ゆずの素』に収録された『連呼』は、素朴な曲調の切ない友情ソング。ギターのコードも簡単なので、アコギ初心者にとってもおすすめの曲です。

歌詞で印象的なのは、久しぶりに会った友だちが、いいやつだったのになんだかいやなやつに変わっていて、「お前全然変わってないね」と言われる、という一節。「お前が変わりすぎ」。

『連呼』の歌詞全文

この曲は、珍しくゆずの共作で、厚ちゃんが作曲を、悠仁が作詞を担当。『連呼』の魅力は、歌詞にある身近で具体的なエピソードと、締めくくられる「今日限りおさらば」というフレーズです。

歌詞の一番では、久しぶりの友人と、そして二番では昔別れた彼女との思い出と、「今日限りおさらば 寂しいけどね」と歌われます。

友人への、「今日限りおさらば」という気持ちは分かる気がします。

もうこの人生ではきっと二度と会わないだろうな、と思う瞬間は、高校を卒業する辺りから徐々に増えていきます。ゆずの二人がこの曲を製作したのは二十歳前後の頃なので、まさに『連呼』のようなシーンも多かったのかもしれません。

一方、「昔別れた彼女との思い出」さえもおさらば、となると、途端に「死」の雰囲気が漂ってきます。

思い出ともおさらばする、という言い回しに、死に近い切なさを感じさせ、その死の匂いが、穏やかな曲調に包まれるからこそ、『連呼』がいっそう魅力的に響くのかもしれません。

ゆずの曲は、AppleのサブスクリプションサービスApple Musicで全曲配信されています。

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