銀杏BOYZ『SKOOL KILL』とは
銀杏BOYZの人気曲の一つとして、『SKOOL KILL』が挙げられます。読み方は「スクールキル」です。
銀杏BOYZは、ボーカル&ギターの峯田和伸さんを中心にしたバンドGOING STEADYが2003年に解散した後に、峯田さんのソロ名義として始まり、さらに元ゴイステのメンバーも二人加わり、活動することになるロックバンドです。
この『SKOOL KILL』は、銀杏BOYZが2005年に発売したアルバム『君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命』に入っている曲です。
僕自身、学生時代に繰り返し聴き、カラオケで歌うこともよくあったのですが、この『SKOOL KILL』という曲は、最初、意味の分からない雄叫びのような叫び声から始まります。
冒頭、意味不明の叫び声から入り、「ときめきたいったらありゃしねえ」と言って歌に入っていきます。
当初は、その叫び声が、「学級閉鎖、学級閉鎖」と言っているのかな、と(SKOOL KILL とも言っているので)思ったものの、何度聴いても、それは無理やりの解釈だな、と思い、調べてみたら、どうやらこれは「クラッシュキルデストロイ、クラッシュキルデストロイ」と叫んでいるとのこと。
クラッシュ・キル・デストロイ。
ちなみに、タイトルの『SKOOL KILL』は、神戸の連続児童殺傷事件の犯人である酒鬼薔薇聖斗の声明文の一節に由来しています。
SCHOOL(学校)という意味でしょうが、なぜKだけでスペルを変えているのかは分かりません(元にスペル間違いがあったからかもしれません)。
ライブでは、峯田さんがこの曲の演奏前に「この会場に来ているかもしれない酒鬼薔薇君に捧げます」と発言した事もあるそうです。